会員企業紹介 Vol.4【マイクロメイツ】
株式会社マイクロメイツ
取材対象者:代表取締役社長 羽方 聡様
設 立:1989年6月
代表者:代表取締役社長 羽方 聡
本社所在地:東京都中央区築地5-4-18 汐留イーストサイドビル6F
従業員数:340名(2024年3月末現在)
事業内容:IT定着化支援事業、コンタクトセンター事業、研修・トレーニング事業
マニュアル制作事業、DX関連事業
ホームページ:https://www.micromates.co.jp/
貴社の事業について教えてください。
― ”お客様のIT資産の利活用度向上”と”業務の生産性向上”を事業コンセプトに
テクニカルサポートをおこなうコンタクトセンターや業務系のマニュアル作成、
その他IT定着化支援や教育関係、DX関連事業を展開しています。
私の父が会社を作った創業当時の話になりますが、
元々父はソフトバンクの立ち上げメンバーでした。
ソフトバンクはソフトウェアの卸売をしていましたが、当時パソコンは
思うように売れなかったんです。 理由は操作が難しかったから。
そうすると必然的にソフトウェアも売れないんです。
そこで”パソコンは難しい”というイメージを変えたい。
「こんなに便利なんだ」ということを伝え、もっと使いこなしてもらいたい
という想いでエンドユーザー向けの会社を作りました。
システムの導入が目的ではありません。
システムをしっかり使いこなしてもらう、そして効果を感じてもらう
そのサポートをする会社がマイクロメイツです。
貴社の強みはなんですか?
― よくお客様にも「マイクロメイツのコアスキルは?」と聞かれますが
”話を聴きだす力”そして”伝える力”だと思っています。
もう少し詳しく言うと”仮説を立てて相手の話を聴きだす力”
そして”相手の知識やITリテラシーに合わせて伝える力”でしょうか。
例えばコンタクトセンターへの問い合わせでは利用者の方や利用シーンを想像し
「こういった状態ではないですか?」と仮説を立てヒアリングしていく。
そして話し方や質問内容から推測し、相手の知識やITリテラシーに合わせ解決方法を伝えます。
これはマニュアル制作でも同様で、だれが読むマニュアルなのか、
何のためのマニュアルなのかで書き方も変わってきます。
FDOSに参画した経緯と羽方様が思うFDOSの魅力を教えてください。
― 高橋 修さんからの紹介で富士通さんと繋がりを持てる点に魅力を感じて入会しました。
参加回数を重ねるごとに会員企業との繋がりに面白さを感じるようになりました。
単純に他の企業の知らない仕事を知るのはもちろん、
同じマーケットの会社でも捉え方により異なったビジネス展開をしているのも面白いですね。
あとは経営者の先輩や、責任者クラスの方も多く勉強になります。
例えば半年前に「こんなことをやりたい」と話していたことが
本当に半年後に形になっていたりと、その実行力に刺激を受けることも多いです。
最後に今後のFDOSへ期待することや伝えたいことを教えてください。
― ビジネスの場でお客様の期待に応えようとしても1社で出来ることは限りがあります。
自社の強みにプラスして自社では足りない部分を他の会員企業と協力することで補う。
タッグを組むことでより大きなテーマに取り掛かれる。
そんなケイパビリティに期待したいですね。
AI分科会でも主幹である富士通さんのプロダクト技術をうまく活用しながら
ただAIに詳しくなるためではなく、多様な参画企業のマーケット現場目線を活かし
知恵の出し合いを行うことで、実ビジネスにつながるような場にしていきたいです。
○取材後記 -FDOS広報委員より-
<新オフィスお披露目会>がおこなわれるとのことで
取材に行った広報メンバーもちゃっかりお邪魔しました!
新しいオフィスはおしゃれな受付、打ち合わせ場所にも
困らない大小様々な会議室、作業に集中できる個室ブースなど
働きやすい環境が整っていました♪
(取材者:ダイテック 名越、アルファテックス 石川・戸倉)