会員企業紹介 Vol.7【アシストシステムズ】
アシストシステムズ株式会社
取材対象者:代表取締役社長 大西 裕介様
設立:1984 年 3 月
代表者:代表取締役社長 大西 裕介
本社所在地:東京都新宿区大久保 2-2-12 VORT 東新宿 7F
事業内容:WEB システム開発、農業関連情報の収集および提供サービス、WEB サイト制作
ホームページ:https://assistsystems.co.jp/
貴社の事業について教えてください。
「IT 技術でお客さまをアシストする」という理念のもと、食と農業に特化したWEB システムのサービスを提供しています。
農業に関する有益な情報を検索・閲覧できる、インターネット図書館「ルーラル電子図書館」や、
取引市場における農作物の価格や入荷量の動向をカンタンに確認できる「アグリネ」などがサービスの中心です。
当社のお客さまは、情報元となる農文協や農林水産省から、システムを利用される JA や農家、専門家そして学生と幅広いため、B to B、B to C どちらの要望にも応えることができる専門性と多様性を兼ね備えています。
また、グループ会社 アシストシステム研究所が提供しているサービスに「お誕生日新聞」があります。誕生日や記念日など思い出の日に発行された新聞をギフト展開し、EC サイトやコンビニプリントなどで気軽に利用することができます。
どちらのサービスも、本や紙などのアナログ情報をデジタル情報へ変換する事業が始まりで、時代の流れやお客さまの要望の変化に対応して今に至っています。
△ルーラル電子図書館 △アグリネ
※アシストシステムズ(株) 公式サイトより引用
貴社の事業の強みはどんなところでしょうか?
やはり“特化”と“唯一無二”ではないでしょうか。
提供するデータベース化のサービスを「農業」と「新聞」に特化することで、最新データからアーカイブまで、すべてをカバーすることができています。
また、ユーザビリティを優先させるコンテンツ提供では、利用者の環境や目的にあった”唯一無二“のインターフェースをつくることで、利便性を上げるだけでなく、1つのコンテンツを有効活用できるようにしています。
これができるのも、システムにおける全工程を自社で開発しているからだと考えています。「PC は農機具と一緒だから、壊れるまで使う。」という農家さんと「授業で使うタブレットで、サクサク検索したい。」という学生さんでは、要望がまるで違ってきます。それぞれにお応えできるよう、当社のエンジニアが直接ユーザーとコミュニケーションをとることもあります。
農業分野に特化した、専門性の高いエンジニアがいることも当社の強みです。
今後も様々な活動をとおして FDOS も進化していきたいと考えていますが、
FDOS に期待したいことを教えていただけますか?
当社は農業関係者とのつながりが強いため、FDOS では多種多様な業界の方にお会いできることが楽しみの1つです。だからこそ、自社だけではできないものを一緒に創り上げることができるのも、このFDOSの場ではないかと期待をもっています。
また、「ユーザーは違えども、開発するシステムは同じ。」そこには、「ユーザーは違えども、開発する悩みは同じ。」ということがあると思います。
そんなちょっとした話でも共有できる「技術者同士が集える場」をはじめとした、会員企業の社員たちが気軽に集まれる「新たな場の提供」が FDOS で叶えられることを期待します。

記念日のプレゼントに「お誕生日新聞」
○取材後記 -FDOS広報委員より-
FDOS の前身 EFSA の頃から、大西会長そして大西社長へと会の運営にご尽力いただいています。今回掲載しきれなかった FDOS の歴史などは、また別の機会にご紹介できればと思っています。素敵なお話をありがとうございました!